強みを発見する:競合分析と顧客の声から見えるもの

「今さらだけど、ネットショップを始めたい。でも、どうしたら売れるのか、まったく分からない」

浜松市のエクステリア施工会社は、本業とは別の売上の柱を作るために、楽天でのネットショップに挑戦しようとしていました。ただ、どんな戦略で進めればいいのかが決まっていませんでした。

そこで最初にやったのは、商品ページを作ることではなく、競合を調べることと、お客様の声を集めることです。この2つから強みを決め、その強みを中心に集客の仕組みを作りました。

結果、6ヶ月で月16,291人のアクセスと、月440件の見込み客を獲得しました。1年後には、アクセスは月37,489人、見込み客は月1,950件(443%アップ)になっています。

強みは「二段階」で見つける

強みを見つけるとき、多くの会社はどちらか一方だけで決めてしまいます。

  • 競合だけを見て決める → 「隙間」は見つかるが、お客様が本当に求めているかは分からない
  • 自社の思いだけで決める → 言いたいことは言えるが、競合と同じになりやすい

強みは、次の二段階で見つけると外れにくくなります。

  1. 競合分析で、隙間を見つける:競合がまだ言っていないことを探す
  2. お客様の声で、確かめる:その隙間を、お客様が本当に評価しているかを確かめる

2つが重なった場所が、本当の強みです。

第一段階:競合分析で「市場の隙間」を見つける

競合分析で「市場の隙間」を見つける

競合分析とは、競合が「何を」「誰に」「どう」伝えているかを調べることです。

まず、競合を3〜5社選び、次の項目を表に並べます。

見る項目見るポイント
いちばん大きく書いている言葉何で選ばれようとしているか
価格帯安さで勝負しているか、価値で勝負しているか
対象のお客様誰に向けて書いているか
写真・事例何を見せて信頼を取ろうとしているか
口コミお客様は何をほめ、何に不満を持っているか

表に並べると、多くの会社が同じことを言っている場所と、誰も言っていない場所が見えてきます。その「誰も言っていない場所」が、市場の隙間です。

第二段階:お客様の声で、強みを確かめる

顧客の声で、強みを確かめる

隙間が見つかっても、そこにお客様の需要がなければ意味がありません。次は、お客様の声で確かめます。

お客様の声は、次の3か所から集めます。

  • アンケート:「なぜうちを選んだか」「ほかと比べて何が良かったか」を聞く
  • 口コミ・レビュー:自社と競合の両方を読み、ほめ言葉と不満を拾う
  • 営業や問い合わせの記録:お客様が最初に聞いてきたことを見返す

競合分析で見つけた隙間と、お客様が評価している点が一致したら、それが自信を持って打ち出せる強みです。

強みに集中すると、見込み客が増える

強みに集中して、見込み客が4倍以上に

強みが決まったら、商品ページ、写真、説明文を、その強みでそろえます。何でも少しずつ言うのではなく、強みを1つに絞って伝え続けることが大切です。

エクステリア施工会社は、強みを軸にした集客の仕組みを作ったことで、6ヶ月で月440件、1年後には月1,950件の見込み客を集めるようになりました。本業とは別の、もう1本の売上の柱ができています。

AIに置き換えると、ここまでできる

強みのヒントは、競合の情報とお客様の声の中にあります。どちらも、全部を読んで分類する作業に時間がかかります。ここはAIがいちばん得意なところです。

競合5社のホームページと口コミを渡すから、比較表を作って

  • 各社がいちばん強く言っていること
  • 価格帯と、対象のお客様
  • どこも言っていない「隙間」の候補

うちのお客様アンケートと口コミを全部渡すから、ほめ言葉を分類して

  • 多い順のほめ言葉
  • お客様が実際に使っている言葉(広告やホームページに使える)

隙間の候補と、お客様のほめ言葉を比べて、重なるところを教えて

  • 両方に当てはまる強み
  • その強みを伝える見出しの案

ただし、1回頼んで終わりでは、会社は変わりません。毎月同じことを頼める流れを決め、出てきた答えを見て社内で動く。この「続ける形」をつくるところが、いちばんむずかしいところです。

まとめ:競合を見て、お客様に確かめる

強みの発見は二段階

強みは、競合分析だけでも、自社の思いだけでも決まりません。競合が言っていない隙間を見つけ、それをお客様の声で確かめる。この二段階で見つけた強みは、迷わずに打ち出せます。

競合とお客様の両方を見た会社が、本当の強みにたどり着きます。

AI経営伴走プログラム

お客様の声から、AIで強みを掘り起こす。

この記事でお伝えしたことは、AIに頼めば毎月くり返せます。むずかしいのは、最初の設定と、社内で続けることです。GeoDesignが6ヶ月いっしょに動いて、社員が自分で回せるところまで伴走します。

  • むずかしい設定は、ぜんぶGeoDesignがやります
  • 頼み方は、ふつうの日本語のひとことだけ
  • 25年・300社を支えてきたチームが、社内に根づくまで伴走します

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