成長が止まった時が、本当の勝負:集客停滞からの逆転

「ブログは毎月上げている。ホームページも更新している。なのに、問い合わせが増えない」

浜松市の動物病院の院長は、相談に来たとき、そう話していました。ブログはひたすら書いていたのに、アクセスは月3,000ほどで止まったまま。新しく来院する動物は、月平均11件でした。

がんばっているのに、数字が動かない。この状態が、集客の「停滞」です。停滞は、やり方が悪いという意味ではありません。今のやり方の伸びしろを、使い切ったというサインです。

この動物病院は、原因を数字で見つけて手を打ったところ、3ヶ月でアクセスが150%アップ、翌月にはさらに200%アップしました。新しく来院する動物は、月平均11件から23件になっています。

停滞は、正しく診断すれば、逆転のきっかけになります。

停滞する会社に共通する3つのパターン

停滞する会社の3つのパターン

成長が止まった会社を見てきて、よくある形は次の3つです。

パターン① 同じことを、同じやり方で続けている

ブログを書く、広告を出す、SNSに投稿する。始めたころは効いていた施策も、続けるうちに効き目が落ちていきます。競合が同じことを始めたり、お客様の探し方が変わったりするからです。

「続けること」と「同じことを繰り返すこと」は違います。

パターン② 数字を見ずに、手を動かしている

「たぶん効いているだろう」で施策を続けていると、どこで止まっているのかが分かりません。動物病院も、ブログを書く手は止めていませんでした。足りなかったのは、書いた記事が誰に読まれ、どこで帰られているかを見ることでした。

パターン③ 外に任せて、報告を受け取るだけ

浜松市の廃棄物回収の会社は、以前の依頼先から毎月報告を受け取っていました。でも、中身は「今月の数字はこうでした」という現状の報告だけ。だから何をすればいいのかが、誰にも分からないままでした。

この会社は、リニューアルと毎月の改善を続けて1年で、アクセスが月502から2,449に、問い合わせが月11件から57件に増えています。

売上は「3つの数字」のかけ算でできている

売上は、3つの数字のかけ算(アクセス数×成約率×単価)

停滞から抜け出す第一歩は、売上を分解することです。

要素意味落ちているときのサイン
アクセス数ホームページに来た人の数記事や広告を増やしても、来る人が増えない
成約率来た人のうち、問い合わせや購入をした人の割合人は来ているのに、問い合わせが増えない
単価1件あたりの売上件数は増えたのに、売上が増えない

売上は、この3つのかけ算です。どれか1つでも落ちていれば、ほかの2つをがんばっても売上は伸びません。

停滞しているときにやるべきことは、新しい施策を足すことではありません。3つのうち、どれが止まっているのかを見つけることです。止まっている場所が分かれば、打つ手は自然に決まります。

停滞から逆転する4つの手順

停滞から逆転する4つの手順
  1. 3つの数字を並べる:アクセス数・成約率・単価を、去年の同じ月と比べる
  2. 止まっている1つを決める:いちばん落ちている、または伸びていない数字を1つだけ選ぶ
  3. その1つに効く手を1つ試す:アクセスなら検索対策や広告、成約率ならページや問い合わせボタン、単価ならメニューや提案の見直し
  4. 1ヶ月後に、同じ数字で確かめる:上がったら続け、変わらなければ次の手に替える

大事なのは、1回で当てようとしないことです。浜松市の貴金属買取の会社は、「作って終わりではなく、その後の運用も相談したい」と依頼してくれました。毎月の改善を続けた結果、新規の取引で買い取った金額は、1年で1,083,000円から1,460,000円に、3年後には4,579,000円になりました。

続けるほど、数字は積み上がっていきます。

AIに置き換えると、ここまでできる

停滞の原因探しは、AIがいちばん得意な仕事のひとつです。数字をまとめて渡せば、どこで止まっているかを人より速く見つけます。

去年と今年のアクセス・問い合わせ・売上の数字を渡すから、どこで止まっているか教えて

  • 3つの数字のうち、いちばん落ちている数字
  • 落ち始めた月と、その月に変わったこと
  • 来月試すとよいことを3つ

ブログ記事の一覧と、記事ごとのアクセスを渡すから、読まれていない記事の共通点を教えて

  • 読まれている記事と、読まれていない記事の違い
  • 書き直すとよい記事の上位5本
  • 次に書くとよいテーマ

毎月の報告書を渡すから、結局うちは何をすればいいか3行でまとめて

  • 今月やること3つ
  • やらなくていいこと

ただし、AIに渡す数字を毎月そろえる仕組みと、出てきた答えを見て社内で動く流れがないと、1回で終わってしまいます。続けられる形にするところが、いちばんむずかしいところです。

まとめ:停滞は、次の伸びしろが見つかったサイン

停滞は、次の伸びしろのサイン(新しく来院する動物 月平均11件→23件)

動物病院も、廃棄物回収の会社も、がんばっていなかったわけではありません。足りなかったのは、どこで止まっているかを見る目と、見つけたあとに動き続ける流れでした。

売上を3つの数字に分けて、止まっている1つに手を打つ。1ヶ月後に確かめて、次の手を打つ。停滞したときこそ、数字を見る会社が逆転します。

AI経営伴走プログラム

停滞の原因探しを、AIで毎月まわせる会社に。

この記事でお伝えしたことは、AIに頼めば毎月くり返せます。むずかしいのは、最初の設定と、社内で続けることです。GeoDesignが6ヶ月いっしょに動いて、社員が自分で回せるところまで伴走します。

  • むずかしい設定は、ぜんぶGeoDesignがやります
  • 頼み方は、ふつうの日本語のひとことだけ
  • 25年・300社を支えてきたチームが、社内に根づくまで伴走します

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