検索意図を読む:売上につながるキーワード選びの極意

「このキーワードは、月1万回も検索されています」

そう聞くと、ぜひ狙いたくなります。でも、その1万人が「今すぐ買いたい」と思っていなければ、何人来ても問い合わせにはつながりません。

掛川市のエステサロンは、ホームページをこまめに更新しているのに、アクセスが伸びないことに悩んでいました。アクセス解析をしてみると、検索から来ている人は、引き継いだ月で1,090。社長自身も、その少なさに驚いたそうです。

狙うキーワードを見直して1年。検索から来る人は月2,571になりました。Googleからの集客は1.59倍、Yahoo!からは1.65倍。そして申し込みは、Google経由で2.23倍、Yahoo!経由で2.58倍に増えました。

アクセスの伸び以上に、申し込みが伸びています。集めたのは、ただの人数ではなく、「すぐ予約したい人」だったからです。

検索回数が多い言葉=売れる言葉、ではない

同じ「エステ」でも、求めているものが違う

キーワード選びでいちばん大事なのは、検索回数ではなく、その言葉で検索する人が何を求めているか(検索意図)です。

たとえば、同じエステでも(例):

  • 「エステ」と検索する人:エステについて、なんとなく知りたい
  • 「エステ 効果」と検索する人:受ける前に、効果を確かめたい
  • 「掛川 エステ 予約」と検索する人:近くのお店を、今すぐ予約したい

検索回数は1つ目が一番多くても、問い合わせにつながりやすいのは3つ目です。

検索意図の4つの種類

種類検索する人の気持ち言葉の例売上への近さ
知りたいまず情報を集めたい「○○とは」「○○ 方法」遠い
比べたいどこに頼むか迷っている「○○ おすすめ」「○○ 比較」中くらい
行きたい・頼みたいもう決めかけている「地域名+○○」「○○ 予約」近い
悩みを解決したい困りごとを早く何とかしたい「○○ 治らない」「○○ 対策」近い

中小企業がまず狙うべきは、「行きたい・頼みたい」と「悩みを解決したい」の言葉です。検索回数は少なくても、来た人が問い合わせてくれる割合が高いからです。

売上につながるキーワードの選び方

キーワード選定の流れ
  1. お客様の言葉を集める:問い合わせや来店のとき、お客様が最初に何と言ったかを書き出す
  2. 地域名と組み合わせる:「浜松」「掛川」など、商圏の地名を足した言葉を候補にする
  3. 検索意図を見分ける:それぞれの言葉が、4つのうちどれかを考える
  4. 優先順位をつける:売上に近い言葉から、上位5つを選ぶ
  5. 1ページに1つの言葉:1つのページで狙う言葉は1つにして、その言葉の答えだけを書く

5つ目が、意外と守られていません。1ページにたくさんの言葉を詰め込むと、どの言葉でも上に出にくくなります。

集めたのは「すぐ予約する人」

集めたのは「すぐ予約する人」

宮城県仙台市の不動産会社も、狙うキーワードを絞った会社です。不動産のポータルサイトに頼らず、自社のホームページで勝負しようと決めました。狙ったキーワードのほとんどで検索5位以内に表示されるようになり、ホームページ経由だけで1年に6件の住宅販売につながっています。

検索で上に出ることが目的ではありません。買う気持ちのある人に、見つけてもらうことが目的です。

AIに置き換えると、ここまでできる

キーワード選びは、データを読む量が多い仕事です。検索の数字を渡して頼めば、売上につながる言葉と、まだ書いていない言葉をAIが選び出します。

サーチコンソールの検索キーワードを渡すから、売上につながりそうな言葉を選んで

  • 買う気持ちが強い人が使っているキーワード
  • まだ記事がないキーワード
  • 次に書くとよい記事のテーマ

お客様からの問い合わせメールを渡すから、お客様が使っている言葉を抜き出して

  • お客様がよく使う言葉と、悩みの言い方
  • その言葉で作れるキーワードの候補

このキーワードで検索する人の悩みを考えて、記事の見出しの構成を作って

  • 検索する人の悩み
  • 見出しの構成案

ただし、1回頼んで終わりでは、会社は変わりません。毎月同じことを頼める流れを決め、出てきた答えを見て社内で動く。この「続ける形」をつくるところが、いちばんむずかしいところです。

まとめ:見るべきは、回数ではなく意図

見るべきは、回数ではなく意図

掛川市のエステサロンは、キーワードを見直したことで、アクセスの伸び以上に申し込みを増やしました。

検索回数の多い言葉を追いかけるより、お客様が本当に使っている言葉を狙う。キーワードは、お客様の「気持ち」で選ぶと売上につながります。

AI経営伴走プログラム

売れるキーワード探しと記事づくりを、AIで。

この記事でお伝えしたことは、AIに頼めば毎月くり返せます。むずかしいのは、最初の設定と、社内で続けることです。GeoDesignが6ヶ月いっしょに動いて、社員が自分で回せるところまで伴走します。

  • むずかしい設定は、ぜんぶGeoDesignがやります
  • 頼み方は、ふつうの日本語のひとことだけ
  • 25年・300社を支えてきたチームが、社内に根づくまで伴走します

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