最終更新:2026年10月
著者:飯尾 昭司(株式会社GeoDesign 代表)
広告を出しても問い合わせが来ないとき、原因は広告ではなく、広告の先のページにあることがよくあります。広告の役割は「連れてくること」、問い合わせを決めるのはページです。浜松市の株式会社GeoDesign(ジオデザイン)が支援した浜松市のエステサロンでは、ページを作り直しただけで、リニューアル後1か月で反響が230%になり、広告で1件を獲得する費用は73%下がりました。
広告を出しても問い合わせが来ないのは、なぜ?
問い合わせまでの流れは、次の3段階です。

- 広告が表示される
- 広告がクリックされて、ページに来る
- ページを見て、問い合わせ・予約をする
クリックはされているのに問い合わせが来ないなら、止まっているのは3番目、つまりページです。このとき広告の予算を増やしても、ページで止まる人が増えるだけです。
まずは広告の管理画面で「クリック数」と「問い合わせ数」を並べてみてください。クリックが十分にあるのに問い合わせが少なければ、直すべきはページです。
ページのどこで、お客様は帰ってしまう?

よくある原因は次の4つです。
| 原因 | お客様の気持ち |
|---|---|
| 広告とページの内容がずれている | 「さっき見た広告と話が違う」 |
| 最初の画面で、何の店か分からない | 「自分に関係あるのか分からない」 |
| 他との違いが書かれていない | 「ここでなくてもいい」 |
| 申し込みの方法が分かりにくい | 「面倒だから、また今度」 |
どれも、広告をいくら直しても解決しません。ページの中身の問題です。
ページを直すと、広告の成果はどう変わる?
浜松市のエステサロンの例です。このお店は、高額なホームページを作ったのに、問い合わせがありませんでした。
GeoDesignは、サイトのリニューアル、お店のコンセプトづくり、広告の運用を行いました。リニューアル前後1か月で比べた結果です。
| 指標 | 変化 |
|---|---|
| 反響(問い合わせ・予約) | 230%に |
| 成約率 | 1%未満から3%以上に |
| 広告で1件を獲得する費用 | 73%下がった(100%→27%) |
※過去の支援実績です。同じ成果を保証するものではありません。
広告の出し方を大きく変えたのではなく、来た人が「ここにしよう」と思えるページにしたことで、同じ広告費で取れる件数が増えました。
同じお店で、広告から来た人だけに絞って見ると、1件を獲得する費用は3,346円から1,305円になりました。
ページは、何から直せばいい?

次の順番で見直すと、効果の大きいところから手をつけられます。
- 広告とページの言葉をそろえる:広告で約束したことを、ページの最初の画面で見せる
- 最初の画面で「誰の、何の悩みを解決するか」を言い切る
- 選ばれる理由を書く:お客様が魅力に感じている点を、社長への聞き取りとお客様の声から言葉にする
- 申し込みを簡単にする:ボタンの位置、入力項目の数、電話番号の見せ方を確認する
- 数字で確認する:直す前と後で、問い合わせ数と1件あたりの費用を比べる
クリックは来ているのに問い合わせがないなら、直すのは広告ではなくページ。
まず広告とページの言葉をそろえる。
広告とページは、誰が見ればいい?
広告は広告代理店、ページは制作会社、とバラバラに頼んでいると、この問題は見つかりにくくなります。広告の担当は「クリックは取れている」、ページの担当は「デザインは納品した」と、それぞれの範囲では正しいからです。
問い合わせが来ない原因は、その間にあります。広告からページ、ページから問い合わせまでを、ひとつの流れとして数字で見る人が必要です。GeoDesignのAGARUは、この流れ全体を毎月の数字で見直す伴走です。
よくある質問
Q. 広告とページ、どちらが原因か分かりません。
クリック数と問い合わせ数を並べて見てください。クリックが少なければ広告、クリックはあるのに問い合わせが少なければページが原因のことが多いです。
Q. ページを全部作り直す必要がありますか?
必ずしも必要ありません。最初の画面と申し込みの部分を直すだけで変わることもあります。まず数字で、どこで止まっているかを確認します。
Q. 広告を止めて、ページを直してから再開したほうがいいですか?
状況によります。広告を出しながら直すと、直した効果を数字で確かめやすくなります。


