いま見ているそのホームページ、”設計図”はありますか?
問い合わせが増えない。アクセスはあるのに成果が出ない。そんな悩みを抱えているなら、まず確認してほしいことがあります。
それは「ホームページに設計図があるかどうか」です。
問い合わせが増えない本当の原因は”文章やデザイン”ではなく”構造”にある
問い合わせが増えない原因は、ホームページの”構成”にあります。
ホームページのリニューアルや改善をするとき、多くの人が「写真を変えよう」「もっといい文章を書こう」「デザインをオシャレにしよう」と考えます。でも、半年たっても問い合わせは増えない。
実は、その原因は写真でも文章でもなく、ページの”構成”にあるんです。
多くの改善が「色・写真・文章」に偏っている
あなたが今まで試してきた改善は、こんな内容ではありませんでしたか?
- メインビジュアルの写真を変更した
- キャッチコピーを見直した
- ボタンの色をオレンジから緑に変えた
- 文章を丁寧に書き直した
- デザインを今風にリニューアルした
これらは確かに大切です。でも、いくら表面を変えても”何をどの順番で伝えるか”という構成が間違っていれば、成果は出ません。
例えるなら、家の間取りが悪いのに壁紙だけ張り替えているようなもの。住みやすくはならないですよね。
ホームページも同じです。いくら見た目を整えても、訪問者が「知りたい情報」を「知りたい順番」で得られなければ、そのまま離脱してしまいます。
成果が出ないホームページの8割は”構成ミス”が原因
私たちがこれまで支援してきた100社以上のホームページ改善の中で、成果が出なかった理由の約8割は構成の問題でした。
具体的には以下のようなケースです。
- 会社紹介が先に来て、顧客のメリットが後回しになっている
- 信頼を得る前に料金を見せて、不安を与えている
- ファーストビューで何のサイトか分からず、3秒で離脱されている
- 問い合わせボタンがページの最後にしかなく、途中で諦められている
つまり、訪問者の心理の流れと、情報を伝える順番がバラバラになっているんです。
逆に言えば、この構成さえ整えれば、文章もデザインもそのままでも問い合わせは増えます。構成の力はそれほど大きいのです。
ただし注意点もあります。構成を整えても成果が出ないケースもあります。それは、商品やサービスそのもの(オファー内容)に課題がある場合や、競合が圧倒的に強い市場の場合です。構成はあくまで「伝え方の設計」なので、伝える内容そのものに魅力がなければ、成果には結びつきません。
問い合わせが増えないホームページに共通する7つの問題点
【こんな人におすすめ】改善ポイントを具体的に知りたい方、自社サイトの問題を特定したい方
ここからは、問い合わせが増えないホームページに共通して見られる構成の問題を7つ、具体的に解説します。あなたのホームページに当てはまるものがないか、チェックしながら読んでみてください。
① ファーストビューで「何のサイトか」「誰向けか」が分からない

訪問者は3秒で判断します。
自分に関係あるサイトかどうかを。
にもかかわらず、ファーストビューに書かれているのが「私たちは誠実に対応します」「創業30年の実績」といった抽象的な言葉だけだと、何のサイトなのか一瞬で分かりません。
訪問者が最初に知りたいのは、
- このサイトは何を提供しているのか
- 自分の悩みを解決してくれそうか
- 自分が対象なのか
この3点です。それが瞬時に伝わらなければ、すぐに戻るボタンを押されてしまいます。
② 伝える順番が読み手の心理とズレている

人は何かを買う時、こんな順番で心が動きます。
- 自分の悩みに気づく
- 解決策があると知る
- メリットを理解する
- 信頼できるか確認する
- 不安を解消する
- 行動する
でも多くのホームページは、自社の都合で情報を並べています。
例えば「会社概要 → サービス内容 → 料金 → 問い合わせ」という並び。これは企業側の論理です。訪問者の心理とは全く関係ありません。
読み手が「まだメリットを感じていない段階」で料金を見せても、高く感じるだけ。信頼する前に実績を語っても、自慢に聞こえるだけです。
伝える順番がズレていると、どれだけ良い内容でも届きません。
③ メリットより”自社都合の説明”が先に来てしまう

「弊社は◯◯の技術を持っており…」
「創業以来、真摯に取り組んで…」
こうした自社紹介が先に来ていませんか?
訪問者が最初に知りたいのは、あなたの会社の話ではなく「自分にとってどんなメリットがあるか」です。
まずは「あなたの悩み、こうやって解決できますよ」を伝える。その後に、信頼を得るために会社の話をする。この順番が自然です。
でも多くのサイトは、信頼を得る前に自分の話ばかりしてしまって、読む気を失わせています。
④ 必要な信頼要素(実績・声・証拠)が足りない

訪問者は、初めて見るホームページを基本的に疑っています。
「本当に大丈夫かな」
「ちゃんとした会社かな」
と不安を抱えながら見ています。
だからこそ、信頼を得るための要素が必要です。
- お客様の声(顔写真・実名があればなお良い)
- 導入実績や事例
- 専門資格や認証
- メディア掲載実績
- ビフォーアフターの具体例
こうした”証拠”がないと、どれだけ良いことを書いても信じてもらえません。
さらに、信頼要素を「読みたいタイミング」で配置することも重要です。例えば、サービスの説明をした直後にお客様の声があると、説得力が増します。
⑤ 行動前の”不安”(料金・比較・人柄)が解消されていない

問い合わせ寸前、訪問者の頭には必ずこんな不安があります。
- 料金はどれくらいかかるのか
- 他社とどう違うのか
- どんな人が対応してくれるのか
- 問い合わせたら、しつこく営業されないか
- 相談だけでもいいのか
この不安を放置したまま「お問い合わせはこちら」とボタンを置いても、押されません。
不安を先回りして解消してあげることが、問い合わせ率を上げる鍵です。
例えば、
- 「相談は無料です」と明記する
- よくある質問で料金の目安を示す
- スタッフ紹介で顔と人柄を伝える
- 「無理な営業は一切しません」と約束する
こうした一言があるだけで、行動のハードルは大きく下がります。
⑥ CTA(ボタン)が見にくい/押しにくい/少なすぎる

問い合わせボタンが、ページの一番下にしかない。これもよくあるミスです。
訪問者は、ページを全部読んでから問い合わせるわけではありません。読んでいる途中で「ここいいな」と思った瞬間に行動したくなります。
だからこそ、問い合わせボタンは複数箇所に配置するのが鉄則です。
- ファーストビューに1つ
- サービス説明の後に1つ
- お客様の声の後に1つ
- ページの最後に1つ
また、ボタンのデザインも重要です。
- 背景に埋もれて見えない
- 小さすぎてスマホで押しにくい
- 「送信」だけで何のボタンか分からない
こうした問題があると、せっかく行動しようとした人を逃してしまいます。
⑦ 読み切る前に離脱する”導線の壁”が存在する

訪問者がページを読み進める中で、「ここで読むのやめようかな」と思う瞬間があります。それが”導線の壁”です。
具体的には、
- 長すぎる文章が続いて疲れる
- 専門用語が多くて理解できない
- 次に何を読めばいいか分からない
- 情報が多すぎて迷子になる
- スマホで見にくい
こうした壁があると、途中で離脱されます。
ページは読まれて初めて意味があります。
どれだけ良い内容を書いても、読まれなければゼロです。
だからこそ、読み進めやすい導線を作ることが不可欠なのです。
自分のホームページがどこで”損しているか”を判定するチェック方法

【こんな人におすすめ】自社サイトの離脱ポイントを特定したい、データで改善したいWeb担当者の方
ここまで読んで「自分のホームページはどうなんだろう?」と思った方へ。ここでは、実際にどこで訪問者が離脱しているかを見つける方法をお伝えします。
スクロール深度で「読まれていないエリア」を見つける
Googleアナリティクス4(GA4)には、「スクロール深度」という機能があります。これは、訪問者がページのどこまでスクロールしたかを測定する機能です。
例えば、
- 90%の人がファーストビューまで到達
- 50%の人がページ中盤まで到達
- 10%の人が最後まで到達
といったデータが分かります。
もし中盤で急激に離脱率が上がっているなら、そのエリアに”導線の壁”がある可能性が高いです。
- 文章が難しすぎる
- 必要ない情報が長々と続いている
- 次に何を読めばいいか分からない
こうした問題を特定して改善すれば、より多くの人に最後まで読んでもらえます。
離脱ポイントの把握(GA4/ヒートマップ)
GA4だけでなく、ヒートマップツールを使うとさらに詳しく分析できます。
ヒートマップでは、
- どこがクリックされているか
- どこが熟読されているか
- どこで離脱されているか
が視覚的に分かります。
例えば、問い合わせボタンの周辺で離脱が多いなら、「ボタンの直前で不安になっている」可能性があります。そこに「相談無料」「営業は一切しません」と一言添えるだけで、離脱率が下がることもあります。
データを見ることで、感覚ではなく事実に基づいて改善ができます。
“読む気をなくす”構造を見抜く簡易チェック
ツールがなくても、自分の目でチェックできる方法もあります。
スマホで自社のホームページを開いて、以下をチェックしてみてください。
- ファーストビューで何のサイトか3秒で分かるか
- 最初のH2見出しまで何秒でたどり着けるか
- 1画面に詰め込みすぎていないか
- ボタンは親指で押しやすい大きさか
- 文字が小さすぎて読みづらくないか
訪問者の7割以上はスマホでサイトを見ています。パソコンで作ったサイトをそのままスマホで見ると、読みにくくて離脱されることが非常に多いです。
まずは自分で見て、「読む気が失せるポイント」を探してみてください。
問い合わせが増えるホームページの”成果構造”とは?

【こんな人におすすめ】成果が出る構成の型を知りたい方、すぐに実践できる方法を探している方
では、どんな構成にすれば問い合わせが増えるのか。ここからは、私たちが実際に使っている”成果が出る構成の型”を公開します。
① 誰向けで何を提供するサイトかを瞬時に伝える
ファーストビューで伝えるべきは、この3つです。
- 誰のためのサイトか(ターゲット)
- どんな悩みを解決するのか(課題)
- どんな価値を提供するのか(解決策)
例えば、
悪い例
「私たちは誠実な対応を心がけています」
良い例
「採用が決まらない中小企業のための、応募が増える採用サイト制作」
後者なら、3秒で「自分のためのサイトだ」と分かりますよね。
ファーストビューで「誰向けか」が明確に伝われば、離脱率は大きく下がります。
② 読者の悩み→解決→メリットの”心理順序”で並べる
訪問者の心理の流れに沿って、情報を並べます。
理想的な順番はこうです。
- あなたの悩み、こうですよね?(共感)
- その悩み、こうすれば解決できます(解決策)
- 解決すると、こんなメリットがあります(未来)
- 実際にこんな人が成果を出しています(証拠)
- 私たちはこういう専門家です(信頼)
- 不安なことがあれば、先に答えます(不安解消)
- まずは相談してみてください(CTA)
この流れで構成すると、訪問者は自然に「問い合わせしてみよう」という気持ちになります。
逆に、自社紹介を先にしたり、いきなり料金を見せたりすると、心理の流れが途切れて離脱されます。
③ 信頼要素を「読みたいタイミング」で差し込む
信頼要素は、ただ置けばいいわけではありません。訪問者が「本当かな?」と思った瞬間に差し込むのがコツです。
例えば、
- サービスの説明 → お客様の声(証拠)
- 専門的な内容 → 資格・実績(権威性)
- 料金の提示 → 導入事例(納得感)
このように、疑問が生まれる直後に信頼を補強すると、説得力が格段に上がります。
お客様の声をページの最後にまとめて置くサイトが多いですが、それではもったいない。説明の途中に挟むことで、離脱を防ぎながら信頼を積み上げられます。
④ 問い合わせ前の不安を先回りして解消する
訪問者が問い合わせをためらう理由は、必ず存在します。
- 料金が分からなくて不安
- しつこく営業されそう
- 相談だけでも大丈夫か分からない
- どんな人が対応するのか分からない
これらの不安を、問い合わせボタンの手前で解消してあげましょう。
具体的には、
- 「初回相談は無料です」
- 「無理な営業は一切いたしません」
- 「まずはお気軽にご相談ください」
- よくある質問で料金の目安を示す
- スタッフの顔写真と紹介文を載せる
こうした一言があるだけで、問い合わせ率は1.5倍〜2倍に上がることもあります。
⑤ 最後のCTAまで迷わない導線を作る
訪問者が迷わずに問い合わせまでたどり着けるよう、導線を整えます。
導線設計のポイントは以下の通りです。
- 問い合わせボタンは複数箇所に配置する
- ページ内リンクで次に読むべき情報へ誘導する
- スマホでも指が届く位置にボタンを配置する
- 次のアクションが明確に分かる言葉を使う
例えば、「送信」ではなく「無料で相談してみる」とボタンに書く。たったこれだけで、クリック率が変わります。
ページ全体を通して、訪問者が「次に何をすればいいか」が常に明確になっている状態が理想です。
業種別で変わる”問い合わせ率が上がる構成”例

【こんな人におすすめ】自分の業種に合った構成を知りたい方、具体例から学びたい方
ここからは、業種ごとに成果が出やすい構成の型を紹介します。自分の業種に近いものを参考にしてみてください。
士業(税理士・社労士)の場合
士業の場合、訪問者は「信頼できるかどうか」を最も重視します。
おすすめの構成
- ターゲットと悩みを明確にする(例「創業したばかりで税務が不安な方へ」)
- よくある悩みに共感する
- 解決策とサービス内容を簡潔に説明
- 専門資格・実績・事例で信頼を補強
- 代表者の顔写真と理念を伝える
- 料金の目安を明示(不安を解消)
- 初回相談無料と明記してCTA
士業は「人」で選ばれることが多いので、顔写真と人柄が伝わる文章を入れることが重要です。
また、料金が不透明だと問い合わせのハードルが上がるので、目安だけでも載せましょう。
医療・治療院の場合
医療・治療院では、「自分の症状に対応しているか」「信頼できる先生か」が重要です。
おすすめの構成
- 対応する症状を具体的に列挙(例「腰痛・肩こり・頭痛でお悩みの方へ」)
- その症状で悩んでいる人の気持ちに共感
- 当院の治療方法と特徴
- 改善事例・患者様の声(ビフォーアフター)
- 院長の経歴・資格・想い
- 料金・施術の流れ・所要時間を明示
- 予約方法(電話・Web予約)を分かりやすく配置
医療系は「Google口コミ」や「患者様の声」が非常に効果的です。実名・顔写真があればさらに信頼度が上がります。
また、初めて来院する人の不安を解消するため、「施術の流れ」や「院内の写真」を載せるのも有効です。
店舗・サービス業の場合
店舗やサービス業では、「どんな雰囲気か」「自分に合うか」が重視されます。
おすすめの構成
- お店のコンセプトと特徴を一言で伝える
- こんな人におすすめ(ターゲット明示)
- メニュー・サービス内容と料金
- お客様の声・利用シーン
- 店内の写真・スタッフ紹介
- アクセス・営業時間・駐車場情報
- 予約・来店を促すCTA
店舗系は「写真」が命です。料理の写真、店内の雰囲気、スタッフの笑顔など、視覚的な情報を充実させましょう。
また、Googleマップの埋め込みや駐車場の有無など、来店前に知りたい情報を分かりやすく配置することも大切です。
BtoB(製造業・企業向けサービス)の場合
BtoBの場合、訪問者は複数の選択肢を比較検討しています。論理的な判断材料が必要です。
おすすめの構成
- 対象企業と解決できる課題を明示(例「生産性向上に悩む製造業の方へ」)
- 課題の背景と重要性を説明
- 自社の解決策と他社との違い
- 導入実績・事例・数字で示す成果
- 導入の流れ・サポート体制
- よくある質問(料金・納期・契約形態)
- 資料請求・無料相談のCTA
BtoBは意思決定に時間がかかるため、まずは資料請求やお問い合わせのハードルを下げることが重要です。
また、導入事例は具体的な数字(例「作業時間を30%削減」)を入れると説得力が増します。
成果が出る構成テンプレートを公開

【こんな人におすすめ】今すぐ構成を作りたい方、テンプレートから始めたい方
ここでは、実際に使える構成テンプレートです。
自社のホームページに当てはめて使ってみてください。
トップページ構成テンプレ
【ファーストビュー】
・キャッチコピー(誰向けか・何を解決するか)
・サブコピー(補足説明)
・CTA(問い合わせボタン)
【悩み共感セクション】
・ターゲットが抱える悩みを3〜5つ列挙
・「こんなお悩み、ありませんか?」
【解決策の提示】
・自社サービスで解決できることを簡潔に説明
・メリットを3つ程度に絞って提示
【選ばれる理由】
・他社との違い
・強みを3つ提示
・数字や実績で裏付ける
【お客様の声】
・実名・顔写真つきで2〜3件
・具体的な成果を含める
【サービス内容】
・提供内容を分かりやすく箇条書き
・料金の目安(可能なら)
【実績・事例】
・導入企業名・業種
・具体的な成果(数字)
【よくある質問】
・料金・期間・契約に関する不安を解消
【会社紹介】
・代表者の顔写真と想い
・会社概要は簡潔に
【最終CTA】
・問い合わせボタン(大きく・目立つ色で)
・「まずは無料相談」など行動しやすい言葉
このテンプレートは、訪問者の心理の流れに沿った構成になっています。
業種によって順番を微調整してもOKです。
下層ページ構成テンプレ
【ページタイトル】
・このページで何が分かるかを明示
【導入】
・このページを読むメリットを簡潔に
【本文】
・見出しごとに結論を先に書く
・3〜4行で段落を区切る
・箇条書きで読みやすく
【関連事例・実績】
・このページの内容に関連する実績を紹介
【CTA】
・関連ページへのリンク
・問い合わせボタン
【関連記事】
・内部リンクで回遊を促す
下層ページは、訪問者が「もっと詳しく知りたい」と思って来るページです。
情報の深掘りと、次のアクションへの誘導を意識しましょう。
問い合わせ導線テンプレ(スマホ最適化込み)
【固定ヘッダー(スマホ)】
・電話ボタン(タップで発信)
・問い合わせボタン
【ページ内CTA配置】
・ファーストビュー直下
・サービス説明の後
・お客様の声の後
・ページ最下部
【CTAボタンの書き方】
× 「お問い合わせ」
○ 「無料で相談してみる」
○ 「まずは資料をダウンロード」
【問い合わせフォーム】
・入力項目は最小限に(名前・メール・電話・相談内容)
・プライバシーポリシーへのリンク
・送信ボタンは大きく・色で目立たせる
スマホでは画面が小さいため、ボタンは指で押しやすいサイズ(縦48px以上)にしましょう。
また、電話ボタンはタップするだけで発信できるようにしておくと、問い合わせ率が上がります。
構成だけでなく”ワイヤーフレーム”まで作ると成果が安定する理由

【こんな人におすすめ】制作会社への依頼を考えている方、サイト改善の精度を上げたい方
ここまで「構成」の話をしてきましたが、さらに成果を安定させるにはワイヤーフレームまで作ることが重要です。
構成=「何をどの順で伝えるか」
構成とは、ページ全体の流れを決めることです。
- どんな情報を
- どの順番で
- どこに配置するか
これを決めるのが構成です。
例えば、「最初に悩みを共感して、次に解決策を提示して、その後に実績を見せる」という流れを決めるのが構成です。
構成がしっかりしていれば、訪問者の心理に沿った情報提供ができます。
ワイヤーフレーム=「どう配置すれば伝わるか」
一方、ワイヤーフレームとは、その情報をどう見せるかを具体的に設計したものです。
- 見出しの大きさ
- ボタンの位置
- 画像と文章のバランス
- スマホで見たときのレイアウト
こうした視覚的な配置を決めるのがワイヤーフレームです。
例えば、同じ「お客様の声」でも、
- 文章だけで並べるのか
- 顔写真と一緒に大きく見せるのか
- 星評価を入れるのか
によって、伝わり方が全く違います。
ワイヤーフレームがあれば、デザイナーに「こう作ってください」と具体的に伝えられますし、制作後の手戻りも減ります。
構成 × ワイヤーフレームの両方を作るとCVRが一気に安定する
構成だけ決めても、実際にどう配置するかが曖昧だと、デザイナーや制作会社の解釈次第で仕上がりが変わってしまいます。
逆に、ワイヤーフレームだけ作っても、情報の順番や流れが整っていなければ成果は出ません。
構成とワイヤーフレームの両方を作ることで、初めて”成果が出る設計図”が完成します。
私たちが支援した企業では、構成とワイヤーフレームを両方作ってからサイトを制作した結果、問い合わせ率が平均で1.8倍〜2.3倍に上がっています。
設計図があるかないかで、成果は大きく変わるのです。
初心者でも使える構成テンプレ&ワイヤーフレームを無料プレゼント

【こんな人におすすめ】設計図を効率よく作りたい方、AIツールに興味がある方
ここまで読んで、「構成もワイヤーフレームも大事なのは分かったけど、自分で作るのは難しそう…」と思った方もいるかもしれません。
AIがページ構成〜ワイヤーフレームまで自動生成
「テンプレートをカスタマイズするのも大変…」という方には、もっと簡単な方法があります。

3つの質問に答えるだけで、あなたのサイトに最適なワイヤーフレームが自動生成されるサービスなら、たった3つの質問に答えるだけで、あなたのサイトに最適なワイヤーフレームが自動生成されます。
- 業種は何ですか?
- ターゲットは誰ですか?
- 解決したい悩みは何ですか?
この3つに答えるだけで、AIが構成とワイヤーフレームを自動で作成してくれます。
制作会社に依頼する前に、自分で設計図を作っておけば、
- 制作費用を抑えられる
- 意図が正確に伝わる
- 手戻りが減って納期が早くなる
といったメリットがあります。
もちろん、自社で運用する場合も、この設計図があればページの改善がスムーズに進みます。
もし「構成やワイヤーフレームを自分で作ってみたい」「AIに任せて効率よく進めたい」と思った方は、ぜひ「3つの質問に答えるだけで、あなたのサイトに最適なワイヤーフレームが自動生成されるサービス」を試してみてください。
無料で使えるテンプレートもありますし、初心者でも直感的に操作できる設計になっています。
ホームページの成果を上げる第一歩は、正しい設計図を作ることです。
その設計図作りを、私たちがサポートします。
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この記事を読んで「構成の大切さ」が分かったら、次はこちらの記事も読んでみてください。さらに理解が深まります。
構成が整ったら、次は導線設計です。
訪問者をスムーズに問い合わせまで導くための具体的な手法を解説しています。
導線設計ができると、同じアクセス数でも問い合わせ率が1.5倍〜2倍に上がります。
関連記事 LPが売れない”本当の理由”7選|改善方法と成功事例
ランディングページが成果を出せない理由を7つに分けて解説しています。
この記事で学んだ構成の考え方を、LPに特化して深掘りした内容です。
LP改善に取り組んでいる方は必見です。
関連記事 Webサイトの導線って何? 初心者でもわかる見える化ガイド
「導線」という言葉を初めて聞いた方、もっと詳しく知りたい方におすすめです。
導線の基本から、実際に見える化する方法まで、初心者向けに分かりやすく解説しています。






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