忙しい経営者が”いつでも相談できるAI”で健康管理を劇的に改善した実話
こんにちは。
株式会社GeoDesignの飯尾昭司です。
「AIは便利らしいけど、実際どう使えばいいのかわからない…」
「流行りのAIツールをビジネスに活かしたいけど、何から始めればいい?」
こんな悩みを持つ経営者の方は多いのではないでしょうか。
AIツールは強力ですが、使い方がわからなければただの宝の持ち腐れ。 今日は、私自身がAIを「パーソナルヘルスコーチ」として活用して驚くほどの成果を得た実体験をもとに、経営者のためのAI活用術をご紹介します。
AIを健康コーチにする3つのコツ
AIを有効活用するための秘訣は3つあります:
- 1)具体的な情報を伝える: 数値や現状をできるだけ詳しく伝えましょう
- 2)会話を続ける: 一度の質問で終わらせず、対話を重ねていきましょう
- 3)提案と評価のキャッチボール: 自分からも提案し、AIに評価してもらう姿勢が大切です
これらのコツを意識するだけで、AIからの回答の質が格段に向上します。
それでは実際に、私がAIをどのように「パーソナルダイエットコーチ」として活用したのか、その過程をご紹介します。
STEP 1:現状と目標を具体的に伝える

まず、AIに私の現状と目標を伝えることからスタートしました。
私が入力したプロンプト(指示文)
目標の68kgに向けて具体的な減量プランを立てたい。
現状の確認(2025/04/25)
体重:75.3 kg
BMI:28.3
体脂肪率:28.9 %
筋肉量:50.9 kg
タンパク質:16.1 %
基礎代謝量:1526 kcal
内臓脂肪:11
目標
目標体重:68 kg(-7.3 kg)
期間:約8ヶ月間(2025年12月末まで)
経営者のためのAI活用ヒント
AIに情報を与える際は、できるだけ具体的かつ数値化されたデータを提供しましょう。
「痩せたい」という漠然とした目標よりも、「68kgまで8ヶ月で減量したい」という明確な目標を設定する方が、AIは具体的な行動計画を立案できます。
これはビジネス戦略の相談でも同様です。
AIからの回答
AIは私のデータを分析し、約1ヶ月あたり約1kgのペースで減量する現実的な月ごとの目標体重表を作成してくれました。さらに、食事改善、運動習慣化、水分補給、睡眠管理という4つの柱からなる具体的な行動プランも提示してくれました。
STEP 2:現在の習慣を詳細に伝え、カスタマイズを求める
次に、私の現在の食事習慣について詳細に伝えました。
私が入力したプロンプト
現在の食事状況はこれ
ーーーー
朝:6:10頃:味噌汁1杯(わかめ、豆腐)、会社についてウォーキング後8:00頃バナナ1本
昼:納豆、オートミール、温泉卵、サバ缶(水煮)
夜:仕事帰ってきて自宅で食べるのが基本23時前ぐらい
夜はストレスを感じせずにフリーにしている
少なめにヘルシーを意識したメニューにはしているつもり
AIからの回答
AIは私の食事内容を「かなり健康的」と評価した上で、夜遅い時間の食事についての具体的な改善案を提案してくれました。
経営者のためのAI活用ヒント
自分の現状をできるだけ正直に詳細に伝えることが重要です。AIは判断力を持っていますが、情報が不足していると効果的なアドバイスができません。ビジネス相談でも、現状の課題や試みたこと、リソースなどを包み隠さず伝えることで、実現可能な解決策が得られます。
AIからの具体的な夜食アドバイス
✅【夜遅く食べてもOKなおすすめメニュー】
- ● 温かい野菜スープ・鍋類(特に白菜、キノコ類、豆腐中心)
- ● ささみ・鶏胸肉・魚のグリル
- ● サラダ(レタス、トマト、ブロッコリー、アボカド、ツナなど)
- ● 卵料理(スクランブルエッグ、ゆで卵)
- ● ギリシャヨーグルト、ナッツ少量
- ● 糖質ゼロ麺・こんにゃく麺
効果を出すための夜食のポイントまとめ
意識すること | 具体例や理由 |
---|---|
炭水化物を控える | お米、パン、麺類は夜遅い時間帯は控える |
タンパク質を確保する | 筋肉維持や満腹感が得やすい |
野菜をたっぷり摂る | 消化が良く、満腹感があり低カロリー |
脂質と塩分を抑える | 消化の負担を減らし、翌日のむくみ予防 |
食べる量を調整する | ゆっくりよく噛んで食べることで満足感を得る |
この食事スタイルで期待される効果
- ● 夜の摂取カロリーを抑えることで、無理なく脂肪燃焼が促進
- ● 睡眠の質が向上し、代謝アップ
- ● 長期的に続けやすく、リバウンドのリスクを軽減
この提案は机上の空論ではなく、「現在の生活リズムを大きく変えることなく、夜食の質を改善するだけで減量効果を加速できる」という実践的なアドバイスでした。
STEP 3:運動習慣についても詳細に伝える
続いて、運動状況についても詳細に伝えました。
私が入力したプロンプト
運動状況
・水曜日に20時から1時間キックボクシングのレッスン
➡︎できれば月曜日もやりたいと思ってる
・どこかで1時間、ゴルフの練習もしようと思っている
・朝20分ほどのウォーキング
・夜も時間が取れる時には、同じコースをウォーキング
AIからの回答
現在の運動状況の評価
良いポイント:
- ● キックボクシング(週1回)
- ・全身運動で高い消費カロリーと筋肉刺激効果あり
- ・月曜日も追加すれば週2回となり、より効果が高まる
- ● 朝のウォーキング(毎日20分)
- ・毎日の習慣として非常に良く、脂肪燃焼を促進し代謝を改善
- ・毎日の習慣として非常に良く、脂肪燃焼を促進し代謝を改善
- ● 夜のウォーキング(可能な時20分)
- ・代謝向上と脂肪燃焼を更に促進するため、非常に良い習慣
- ・代謝向上と脂肪燃焼を更に促進するため、非常に良い習慣
- ● ゴルフ練習(週1回1時間の計画)
- ・姿勢保持やスイング動作で、体幹や背筋などを刺激し筋肉維持にも良い
- ・姿勢保持やスイング動作で、体幹や背筋などを刺激し筋肉維持にも良い
理想的な運動プランの再設計
現在の状況をさらに充実させる無理のない提案:
曜日 | 推奨する運動内容 | 期待される効果 |
---|---|---|
月曜 | キックボクシング (20時〜21時)【追加推奨】 | 全身運動・脂肪燃焼・筋力維持 |
火曜 | 朝20分ウォーキング+夜20分ウォーキング(可能時) | 代謝促進・脂肪燃焼 |
水曜 | 朝20分ウォーキング+キックボクシング (20時〜21時) | 高強度運動で脂肪燃焼と筋力アップ |
木曜 | 朝20分ウォーキング+夜20分ウォーキング(可能時) | 代謝促進・疲労回復 |
金曜 | 朝20分ウォーキング+夜20分ウォーキング(可能時) | 週末前の代謝アップ |
土曜 | 朝20分ウォーキング+ゴルフ練習1時間(推奨) | 筋肉維持、体幹強化 |
日曜 | 積極的な休養(散歩や軽いストレッチ) | 回復促進 |
経営者のためのAI活用ヒント
AIに「評価」を求めることも効果的です。現状を伝えた上で「これについてどう思いますか?」と質問することで、新たな視点や改善点を発見できます。ビジネス戦略や社内制度の評価にも同様のアプローチが有効です。
STEP 4:睡眠習慣に関する相談と改善案の提案
さらに睡眠習慣についても相談しました。
私が入力したプロンプト
睡眠時間はおよそ、深夜1時に就寝、6時に起床
6時半に会社につき、7時半まで仮眠
昼休みに仮眠が取れれば、20分程度の仮眠
AIからの回答
AIは「二度寝」の問題点を指摘し、朝のルーティン改善案を提案してくれました。一度の継続睡眠時間が短く、日中の仮眠で補っている状態が代謝やホルモン分泌に与える影響を指摘し、理想的な睡眠パターンへの改善プランを示してくれました。
そこで私は、さらに対話を続けて新しい提案をしました
私が入力したプロンプト
なるほど
上記のアドバイスを含め、こんなのはどう?
起床時間を6:30にする
そして、会社について(7:00)からリラックスタイムに、心地よい音楽を聴きながら、aiを使ってぼんやり計画やアイデアをまとめる時間に使う(30分)
そして、そこからウォーキングに入っていく感じ、、、
経営者のためのAI活用ヒント
AIとの対話では、受け身で情報を受け取るだけでなく、積極的に自分のアイデアを提案し評価してもらうことも有効です。この「キャッチボール」がAIとの協業の質を高めます。会議でのブレインストーミングのパートナーとしても活用できます。
AIからの回答
AIは「とても良いアイデア」と評価し、提案のメリットを分析した上で、さらに詳細な時間割を提案してくれました。一方的なアドバイスではなく、私の提案を取り入れながら最適化してくれるという、まさに「対話型コーチング」の良さが感じられました。
STEP 5:オフィスワーク中の健康習慣を相談
デスクワーク中心の仕事スタイルについても詳しく伝えました。
私が入力したプロンプト
1週間のワークスタイルは、基本がオフィスワークで、ミーティングなどもオンラインです。
朝から晩までパソコンに向かいながら仕事をしています。
時折すぐ近くの海水魚の水槽をみながら、目を休ませ、心をリラックスさせたり、水槽の掃除を行うことで、30分程度、パソコンから離れる時間をつくっています
1週間のうち外に出るのは(車を使って移動)数回程度です。
昼休みはオフィスから離れて、ハイエースの広い車内でゆったりします
こんな月曜〜金曜の生活において
仕事中に取り入れられる、ダイエットアイデア、健康園のアイデアをおしえて
AIからの回答
AIは私のデスクワーク中心の生活スタイルに合わせて、座ったままできる簡単筋トレ、立ち仕事タイムの設定、水分摂取戦略など、オフィスでも実践できる健康習慣のアイデアを提案してくれました。
提案を見た私はさらに質問を重ねました:
私が入力したプロンプト
立ち仕事タイムを午後入れなくていいの?
経営者のためのAI活用ヒント
AIの回答に納得できない点や疑問点があれば、遠慮なく質問しましょう。このようなフィードバックがAIの回答精度を高めます。ビジネスでも「この提案の○○の部分はどうなのか?」と掘り下げることで、より実用的な解決策が得られます。
AIからの回答
AIは私の指摘を受け入れ、午後にも立ち仕事タイムを追加した改訂版のスケジュールを提案してくれました。このキャッチボールの過程で、プランの質が大幅に向上していきました。
STEP 6:水分摂取習慣の最適化
水分摂取についても現状を伝え、改善点を探りました。
私が入力したプロンプト
コーヒーを1日2杯ぐらい
紅茶は2〜3杯、はちみつを小さじ1杯ほど入れて
麦茶500mlが現状です
AIからの回答
AIは現状の水分摂取量を「比較的適切」と評価しつつも、さらに効果を高めるために、ノンカロリー飲料(特に麦茶や水)の摂取量を増やす提案をしてくれました。
その提案を見た私はさらにアイデアを出しました:
私が入力したプロンプト
麦茶(650cc)を常設したので、時間をきめて、何時〜何時までに1本飲むと決めてしまった方がいいかも
夜はいつもワインを飲んだりしているので、寝る直前に水をいっぱい飲むようにします
AIからの回答
AIはこの提案を「とても効果的でおすすめ」と評価し、午前と午後に1本ずつ飲むスケジュール案や、夜のワインと水分摂取のバランスについてのアドバイスを加えてくれました。
STEP 7:最終的な1日のスケジュール設計を依頼
これまでの対話を通じて多くの要素が揃ったところで、総合的な1日のスケジュールを依頼しました。
私が入力したプロンプト
今までの情報をまとめ、総合的な1日のスケジュールをつくって
AIからの回答
AIは私とのやり取りで得た情報をすべて統合し、朝6:30の起床から深夜0:30の就寝まで、食事、運動、仕事中の健康習慣、水分摂取タイミングを含む詳細なスケジュールを作成してくれました。これは単なる一般的なアドバイスではなく、私の生活習慣や好み、制約条件を考慮した、完全にパーソナライズされたプランでした。
AI活用で得られた具体的な成果
この一連の対話を経て、私は以下のような成果を得ることができました
- 1)完全にパーソナライズされた健康プラン: 私の生活に無理なく組み込める現実的な計画
- 2)継続可能な習慣: ストレスを感じずに続けられる小さな改善の積み重ね
- 3)目標達成への明確なロードマップ: 8ヶ月で7.3kgの減量という目標への具体的な道筋
- 4)時間の有効活用: 専門家への相談に比べて大幅な時間節約
経営者がAIコーチを活用するメリット
AIをビジネスパートナーとして活用することで、経営者である私たちは多くのメリットを得られます:
- 1)時間効率の最大化: スケジュール調整や移動が不要で、思いついた時にすぐ相談できる
- 2)24時間365日の対応: 深夜のアイデアや早朝の疑問にもすぐに回答が得られる
- 3)反復的な相談が可能: 何度でも確認や修正ができ、計画を洗練させられる
- 4)多角的な視点: 食事、運動、睡眠など様々な側面から総合的なアドバイスが得られる
- 5)相談のハードルの低さ: 「こんな質問をしても恥ずかしくないか」という心配がない
AIコーチはビジネスの様々な場面でも活躍します
ダイエットや健康管理に限らず、AIコーチは以下のようなビジネスシーンでも強力なサポートを提供します:
- ● マーケティング戦略の立案: ターゲット分析やメッセージングの検討
- ● 社内コミュニケーションの改善: 難しい部下とのやり取りのシミュレーション
- ● 事業計画の策定: SWOT分析や市場予測の助言
- ● プレゼン資料の作成: 効果的な資料構成のアドバイス
- ● 時間管理の最適化: 生産性向上のための習慣づくり
この記事で紹介した対話のコツを応用すれば、あらゆるビジネスシーンでAIから具体的で実用的なアドバイスを得ることができるでしょう。
まとめ:AIコーチは経営者の最強の相談相手になりうる
忙しい経営者にとって、自分の健康管理すら後回しになりがちな現実があります。しかし、AIという「いつでも相談できる専門家」がいれば、空き時間を見つけてすぐに相談でき、継続的に管理できます。
実際に私がダイエットのためにAIと対話することで得られたものは、単なる「こうすべき」というアドバイスではなく、私の生活習慣を考慮した「こうしたらどうですか?」という提案の数々でした。そして、「これでいいですか?」と返す私の質問に対して、さらに良くなるアイデアを提供してくれます。
このような対話を重ねることで、まるで専属のコーチがいるかのような体験ができるのです。
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